
宇宙航空研究開発機構種子島宇宙センター(南種町)から18日に打ち上げられたH2Aロケット11号機。固体ロケットブースター(SRBA)を初めて4本装着した機体は、地鳴りのようなごう音と太い噴射雲を残して、冬の空に消えた。迫力を増した打ち上げの様子に、見学者たちは息をのんだ。The payload was 'Kiku 8', a communication satellite with two 19x17m antennae and should hit stationary orbit in 2weeks.
H2Aは、打ち上げ時の加速に用いるSRBAと、固体補助ロケットを組み合わせ、打ち上げ能力を4段階で調整する。11号機が載せた技術試験衛星「きく8号」は、国内最重量の約5.8トン。SRBAを通常の2本から初めて4本に増やし、「最強型」にした。
同機構によると、発射直後の初速度は通常の2倍。射場にある高さ約70メートルの避雷鉄塔を越える時間が6秒から3秒に短縮された。噴射の音や光量も増したという。
通常はゆっくりと浮き上がるH2A。この日は、まるで空からつり上げられるようにスムーズに上昇した。打ち上げを見慣れた同機構の広報班員たちも「今回は違った」と興奮気味に話した。

宇宙航空研究開発機構は18日午後3時32分、技術試験衛星「きく8号」を、種子島宇宙センター(鹿児島県)から国産主力ロケットH2Aの11号機で打ち上げた。More details can be found here.
きく8号はテニスコート一面ほどの縦19メートル、横17メートルという世界最大級の大型通信アンテナを2枚搭載しており、打ち上げ時の重さは日本で過去最大の約5.8トン。畳んであるアンテナを打ち上げ約1週間後にバネの力で広げ、その約2週間後に静止軌道に入る計画だ。災害時の状況把握などに役立てるため、地上の小型携帯端末と直接通信する実験などに取り組む。
Another successful launch by JAXA.
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